書籍内容紹介(この書籍のみ紙書籍です)
『美 機械式計算機の世界 総集編』(大型本)
  手回し計算機を中心として
   総集編
    渡邉祐三著
  (2017年12月1日発売)
 Amazon.co.jp でのみ販売中
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内容紹介
産業文化財とも言われる「機械式計算機」の修復・保存に 12年間関係した、内外約200機種を写真と規格を記載
寄贈した博物館、収蔵されている博物館、の紹介。計算機が 掲載された出版物、放映されたTV。修復作業の実務の紹介

筆者略歴
1932 東京生れ
1951 タイガー計算機販売(株) *現在(株)タイガー 入社、東京技術課に配属。機械式計 算機(自社製品)の修理を長期間経験。
その経験から機械式計算機の限界を知り、1959 デカトロン(十進計数放電管)使用 の「十進計算モデル」を製作 個人的に電子化の研究、提言するが敢え無くボツとなる。
販売会社として初の社外製品(謄写原紙製版機(アナログ))の販売開始により、販売部門に異動。
最初の電卓「ANITA」の取扱により電卓部門に異動、電卓戦争に巻き込まれる。
日本語WP「東芝JW10-2」、パソコン「comodoll PET」「Apple(MAC)」、日経・電通の ON LINE端末機「TI Silentシリーズ」「DEC(PDP11)ミニコン」の販売・メンテ等 デジタル創生期を体験、キャプテンシステムのモニタとして参加等。
1986 タイガー計算機販売(株) 退社、(株)リース電子 入社
パソコン流通商社のシステムサポートを担当、カードシステム端末機の販売・メンテ、パソコン用モニタ(CRT)のシンガポールからの輸入販売・メンテ、等を担当。
プリクラネット版の開発、プロバイダの立上げ等 インターネット創生期の業務に 従事。
1991 在職中「もの作り」の腕の「錆付き」を防ぐため「彫金教室」に入り、飾職人を目 指す。江戸中・後期の鍔・簪・笄などの 復刻や創作、秋田銀線細工を学ぶ。
1997 リース電子 退社、(有)ワタナベ技研 設立 事務所を千代田区神田に。
2000 機械式計算機の会 設立 事務局長 就任、彫金の個展 開催。
2004 特定非営利活動法人 機械式計算機の会 認証、 専務理事就任。
2007「美 機械式計算機の世界」 ブレーン出版 から刊行。
大阪大学 総合学術博物館 新装開館に関連し、工学部の出展機械の整備に協力。
2008「続 美 機械式計算機の世界」 ブレーン出版 から刊行。
2009「美 機械式計算機の世界」 2刷 ブレーン出版 から刊行。
2010 機械式計算機 約90台と資料 東京理科大学近代科学資料館に寄贈
「続々 美 機械式計算機の世界」 オフイスHANS から刊行。
2011 京都コンピュータ学院に 機械式計算機 寄贈 21台。
2012 日本工業大学 機械技術博物館 特別展 協力。ブログ「空と計算機」開設。
2013 近代科学資料館 第二次機械式計算機 寄贈 24台 総寄贈台数 約120台。
事務所を江東区大島3丁目に移転。趣味として鉄道模型(メルクリンHO)を復活。
2014 電子版「美 機械式計算機の世界 総集編」iBooks版、Kindle版、(有)テレスコから刊行。
電子版「Beauty of Mechanical Calculatoras」(「美 機械式計算機の世界」のうち日本製品 の部分に「和算」を加えて英語版に)iBooks版、Kindle版、(有)テレスコから刊行。
2016 機械式計算機の修復業務を終結、事務所を閉鎖

目次
 はじめに
 私の銘機たち
 博物館、資料館の案内
 展覧会、展示会
 出版物と映像
 機種別データ
 保存の資料、文献
 機械式計算機の修復
 修復作業を終結の感想
 参考文献
 索引
 おわりに
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